《残り時間と簡単な説明》
保護猫出身1歳5か月の柊がFIP(猫伝染性腹膜炎)を発症してしまいました
適切な処置を行わないと早ければ1週間で命を落としてしまう恐ろしい病です
しかし、病状を改善できる唯一の方法は日本未認可の試薬を投与することです。
大切な家族、柊の生命を救うために皆様にご支援・ご協力いただけますと幸いです
☆彡プロジェクトストーリー☆彡
はじめに…
はじめまして。柊の飼い主の中村と申します。ご覧いただきありがとうございます。
保護猫出身の柊(ひいらぎ)・風(ふう)ともに推定1歳5か月と暮らしています。

我が家にようこそ
2020年9月 熱海の保護施設が開催する譲渡会に子どもとふらっと立ち寄ったのが出会いです。
たくさんの保護猫がいる中、手のひらに乗るくらい小さな子が兄妹2匹心細そうに丸くなっていました。
いざ、引き取りの時期になると二匹とも風邪をこじらせてしまい、迎え入れられたのは約3か月ほど後でした。
我が家に来てからもしばらくは鼻炎や風邪を繰り返して週1の通院は当たり前でした。
成長と体調の具合を見ながらワクチン接種・去勢手術も無事に終わりました。
その後、体調は安定して、ご飯をもりもりと食べ、全力追いかけっこ・いたずら(特に猛ダッシュでカーテンの上まで登ることが好き)…とやりたい放題。
大きく成長して無事に1歳の誕生日もお祝いできました。

1歳おめでとう🎊
保護された猫はとても運の強い子と思っています。生きることをあきらめないから保護されて家族を見つけ、
一生の幸せをつかみます。柊と風が我が家の一員になり、二人はいつも家族の中心にいます。
私たちを笑顔にして、癒しをくれるかけがえのない子たちです。

いつでも一緒に
◎このプロジェクトを始めたきっかけ
2020年12月中旬 体のわりにおなかが膨らみ始めた。
2020年12月19日 朝、元気がなく食欲もない。か細い声で訴える。様子がおかしいので、受診。
血液検査・X線検査をし、エコー検査で腹水を確認。
体に負担に無い程度(約100ml)吸入する。 腹水を病理検査に出す。
FIP(猫伝染性腹膜炎)の疑い。
あっという間でした。結果を聞いたときは、目の前が真っ暗になりました。
「まさか!」「なんでうちの子が?」を繰り返し、主治医の辛そうに説明する姿をただただ見ていました。
声すら出せず、涙が溢れました。
先生の説明で、FIP(猫伝染性腹膜炎)は、
- 致死率ほぼ100%の難病であること
- 発症すれば、3日ほどから3か月で死に至る。
- 治療法がない。
- 人には感染しない。
と話してくださいました。
帰宅して、多くの資料を夢中で調べました。
猫伝染性腹膜炎という病気・・・
猫伝染性腹膜炎(FIP)とは、コロナウィルスに属する「猫伝染性腹膜炎ウィルス」によって引き起こる免疫性の疾患。その病原性の強さと進行の速さが特徴で、現在、効果的な治療法はなく、発症した猫はほぼ100%の確率で短期間で死を迎えます。
◎ 発症時期と原因
年齢にかかわらず発症しますが、3歳未満(4~16か月齢)で多いとされます。免疫力がまだ未熟で猫腸管コロナウィルス(FECV)の分裂と繁殖が活発に行われていることと関係があるようです。
日本で暮らす猫の5割以上が高い抗体価を持つ猫腸管ウィルス(FECV)が、猫の体内でFIP(猫伝染性腹膜炎)ウィルスに突然変異する。詳しいメカニズムはわかっていない。
猫腸管ウィルス(FECV)に感染しても健康な猫には、ほとんど悪影響はない。
◎ 症状と特徴
「ウェットタイプ」(60~70%)「ドライタイプ」(30~40%)「中間型」(ウェットとドライの複合)に分類されます。
<ウェットタイプ>
発熱や下痢、貧血などとともにおなかや胸にひどい血管炎を起こして、腹水や胸水がたまっておなかが膨れたり、呼吸困難がみられます。
<ドライタイプ>
抗生物質に反応しない断続的な発熱や腸間膜リンパ節腫大、貧血。さらに、脳内に炎症を起こして、麻痺や痙攣などの神経症状を引き起こします。
<混合タイプ>
上記2つの症状が混合したものです。
【治療法について】
現在、猫伝染性腹膜炎(FIP)に対する特効薬はありません。
発症してしまった場合は、炎症をできるだけ抑えてあげる緩和ケアが中心になります。
ですが、唯一助けられるかもしれないと教えていただいたのが、まだ日本では未認可の試薬です。
FIPに一定の効果があるのですが、取り扱っている病院も数少なく輸入品であるため大変高額です。
そして、84日間継続しなければいけないということです。
腹水でパンパンになったおなかを抱えて、か細い声で、【まだ、生きたい。ご飯を食べたい。】
そう言っているようで家族全員が強く思いました。【この子を救いたい。この子のそばにいたい】
命に値段はつけられません。そして、迷ってる時間も猶予もありません。
家族と一緒に柊の病気と闘うことを決めました。
2020年12月20日 FIP(猫伝染性腹膜炎)情報共有の会の先生から連絡をいただく。
2020年12月21日 FIP(猫伝染性腹膜炎)協力病院にて受診・投薬開始。

血液検査の結果

投薬開始。頑張れ
主治医から検査結果を告げられる。
FIP(猫伝染性腹膜炎)ウェットタイプでした。

やはり…FIPでした

おなかが腹水で大きくなり寝返りすらできません。
2020年12月22日 投薬2日目
ご飯をねだる。一度だけ、風とかけっこをする。(久しぶりだ)
2020年12月24日 投薬4日目
腹水が体外へ排出されているのか、おなかの膨らみが小さくなった気がする。
心なしか声に張りが出た気がする。
2020年12月28日 投薬8日目 FIP協力病院に受診予定

12月24日 久しぶりにおいしそうに完食
◎このプロジェクトで・・・
1.致死率100%といわれるFIP(猫伝染性腹膜炎)を発症した柊に84日間の投薬を継続して寛解を目指したいです。
治療法 84日間の投薬
(薬) 柊の体重 5㎏ 試薬量 100mg/㎏ @2,640(税込)/100mg
1日分の費用 13,200円(税込)
84日間分の費用 1,108,800円(税込)
薬の使用量は、病気の進行具合や体重の増減によって変更されます。
(定期検査) 血液検査・X線検査など約4万円/回
4万円×5回=20万円
最低でもかかります。

命をつなぐ大切な薬

診察と8日分の薬代
上記には、通院のための交通費などは含まれていません。
ご支援いただいた資金は、主に試薬購入に使わせていただきます。
2.不治の病に苦しみ、高額な医療費を必要とする飼い主の皆さまに希望を持ってもらいたい。
力になりたいと思います。そして、多くの方にこの病気のことを知っていただきたいです。
最後に…
今回、我が子の発症を機にこの病気を知りました。
この病気と闘い苦しんでいる子とそのご家族の多さに驚きました。
猫をはじめ動物を家族に迎え入れるということは、自分たちの幸せと一緒にその子をしあわせにするということです。元気な時もそうでない時も責任を持って守ることです。
それなのに、今回このように皆さまからご支援をいただき、治療費を募るという件に関してご批判やお叱りを受けるのは当然だと思います。終息のみえないコロナ過で、不安なご時世に勝手なお願いだと思います。
この病気と闘うために、治療費をどのように工面したらよいのを家族で考えました。仕事を増やす。娘もバイトをして薬を購入する足しにする。節約をする。など。
しかし、病気は進行を待ってくれません。一回一回の治療費と薬代はとても高額で賄えきれません。
自分たちができることは、すべてやります。 足りない分、どうかお力をお貸しください。
今後、この試薬が多くの子とそのご家族を救う当たり前の治療になるように願っています。
そして、柊の闘病の記録がその一歩になれたらうれしく思います。
皆様の温かいご支援を頂けますと幸いです。
最後までお読みくださりありがとうございました。

いつもシンクロしてます
リターン
¥1,000
感謝とお礼のお手紙・メール
柊と風の画像 Twitter@HeeFoo0707で経過報告いたします。

¥2,000
感謝とお礼のお手紙・メール
柊と風の画像 Twitter@HeeFoo0707で経過報告いたします。

¥3,000
感謝とお礼のお手紙・メール
柊と風の画像 Twitter@HeeFoo0707で経過報告いたします。

¥5,000
感謝とお礼のお手紙・メール
柊と風の画像、柊と風のオリジナルポストカード Twitter@HeeFuu0707で経過報告いたします。

¥10,000
感謝とお礼のお手紙・メール
柊と風の画像、柊と風のオリジナル卓上カレンダー Twitter@HeeFoo0707で経過報告いたします。

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投薬開始8日目・FIP協力病院受診しました。
温かい応援・ご支援ありがとうございます。本日、投薬後初めての受診でした。体重5.02㎏→4.50㎏(約500g減少)腹水の量が減った分体重が減少したようです。
食事量は以前のようには、まだ 戻りませんが、食べたいという気持ちは出てきました。20日分の薬(診察・エコー検査代)254,960円を支払いました。次回の受診は2021年1月15日です。
まだ1日のうちのほとんどを定位置から動こうとしませんが、声に張りが出てきました。 -
投薬開始から18日経ちました
いつもありがとうございます。柊が闘病を始めて18日目です。この数日、体重の増減もなく、食欲があり、安定しているように感じます。以前のように走り回ったりいたずらをする事もあまりなく、寝転んで丸まっています。
今日までの体重の増減、薬量などを記載したいと思います。体重(㎏) 投薬量(mg) 食欲 ドライフード ウェットフード 排便
12月21日 5.02 500 △ 少 少 ✖
22日 4.85 500 △ 少 〇 〇
23日 4.80 500 ✖ ✖ チュール少 〇
24日 4.75 500 △ 少 ◎ ◎
25日 4.60 500 △ △ ◎ ✖
26日 4.50 450(-50) 〇 〇 ◎ ◎
27日 4.50 450 ◎ ◎ ✖ ◎
28日 4.45 450 ◎ 〇 ◎ ◎
29日 4.40 450 ◎ 〇 ◎ ◎
30日 4.40 450 ◎ 〇 ◎ 〇
31日 4.40 450 ◎ 〇 ◎ ◎01月 1日 4.30 450 ◎ ○ ◎ △
2日 4.25 450 ◎ △ ◎ ○
3日 4.25 450 ◎ ○ ◎ ○
4日 4.25 450 ◎ ○ ◎ ○
5日 4.25 450 ◎ ○ ◎ ✖
6日 4.25 450 ◎ ○ ◎ ◎次回のFIP協力病院受診は、1月15日の予定です。受診後にまた報告させていただきます。
皆さまの応援・ご支援が私たち家族にとってとても励みになり、力になります。
どうか、お力を貸してください。助けてください。お願いいたします。
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