2023年のTNR相談

年明け早々、ラリマーの公式問い合わせに届いた相談。
空き家の敷地内に野良猫が住み着き繁殖し、確認出来た限りで11頭の群れになっているとの事。
付近住民が野良猫の増え過ぎを不安視しており、避妊去勢手術をして増えるのを抑えたいがどうやればいいのか教えてほしいというものでした。

そこでまずは相談者の方にこの画像を送りました。
TNRとは野良猫を避妊去勢手術して繁殖を抑え、毎日餌やりをしながら見守るという活動。
手術すればいいというだけのものではありません。
手術前は猫との信頼関係を築く為の餌やり、手術後はその猫が怪我や病気をしていないか見守りも兼ねた餌やり。
野良猫の苦情で一番多い糞尿被害を軽減する為に、猫たちが集う場所に砂を置くなどしてトイレを設置する事も必要です。

石垣島の獣医師によれば、避妊去勢手術が出来るのは生後5ヶ月以上(乳歯から永久歯に生え変わった後、または体重2kg以上)です。
それよりも幼い仔猫は譲渡会に出して里親探しをする事もあります。
人慣れした子は里親探しを積極的に行い、逃げ回って捕まらない子は無理に保護はせずそのまま成長を待ってTNRしています。

↑画像は石垣島南部の某所でTNRした猫たちです。
そこは昔から猫捨て場となっていた事から野生化した猫が増えて一時期は300頭を超えていた場所です。
今も未手術猫がおり、定期的なTNRが欠かせません。

 

プロジェクト3月31日まで期間延長しました。
多くの飼い主のいない猫たちの医療費が必要です。
どうか御支援よろしくお願いします。

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