お外にいる仔猫はみんな風邪っぴき

石垣島では屋外で猫を見かけたら99%が野良猫です。
夜間に車を走らせていると、猫を見かける事は数知れず。
野良猫がとても多い島なので、屋外で見かける仔猫はほぼ確実に野良猫の子供です。
常に屋外で暮らす野良猫の子はみんな風邪っぴき。
くしゃみ・鼻水の出る子、涙目だったり目が開かないほどの結膜炎だったり。
結膜炎は悪化させると失明の危険がある怖い病気です。
今年ラリマーで保護した猫はTNR現場からの傷病猫が多かったのですが、仔猫はみんな風邪っぴきでした。
屋外生活をしている猫なら一度は猫風邪にかかるといわれています。
猫風邪とは、ヘルペスウイルスやカリシウイルス、クラミジアなどの病原体に感染することで発症する、上部気道感染症の総称です。
病名として「猫風邪」というものはありませんが、人間の風邪と似た症状なので通称としてそう呼ばれています。
主な症状は、鼻水、くしゃみ、せき、発熱、食欲低下、目ヤニ、流涙、結膜炎、角膜炎、よだれ(流涎)、きつい口臭、口内潰瘍、肺炎など。
感染猫のくしゃみやせき、鼻水、よだれなどが主な感染源です。子猫の場合は、感染している母猫から感染することもあります。
ウイルスは、回復後も神経細胞などに潜み、猫の免疫力が低下した時に再発することもあります。
治療費は島内の病院の場合で1回の通院・1週間分のお薬を出してもらって3000~4000円ほどになります。
1回の通院では治らない事も多く、1ヶ月の医療費が1万を超える事も珍しくありません。
プロジェクト地域猫見守り隊、現在達成率4.86%。
1月15日まで続きます。
拡散・御支援どうぞよろしくお願いします。